じゃがいもヨーグルト

2016年夫がドイツの会社に転職。2019年転勤のためカナダへ引っ越しました。ほぼ月一更新。

トロントの部屋探し、うちの場合

前回はトロントの賃貸の現状について書きましたが、今回はうちの部屋探しの体験談を書こうと思います。 
どなたかの参考になれば幸いです。

不動産仲介業者を利用する場合の流れ

部屋探しは賃貸物件サイトなどで探す方法も一般的ですが、我が家は不動産仲介業者にお願いしました。日本と同様、借り手側に手数料などはかかりません。
 
  1. ネットで見つけた業者にコンタクトを取り、メールで条件を伝える
  2. 条件をもとに送られてきた物件のリストから、内見したい候補を選ぶ
  3. 内見の日時調整
  4. 車で内見巡りに連れて行ってもらう
  5. 気に入った物件に契約を申し込む
  6. 大家の審査に通れば契約手続きに移行

3軒の業者に連絡を取りましたが、うち1軒は最初から電話で収入とクレジットスコアをきいてきて面食らいました。賃貸契約の入居審査にはクレジットスコアが必要な場合があるので、先にきいておくのは合理的っちゃ合理的ですが。。

我が家はトロントに来てすぐ銀行へ行き、セービングアカウントを開設して最初からある程度の金額を入金しておくことでクレジットカードが作れると教えてもらったので、夫の分だけは作っておきました。

 

内見巡りで衝撃的だったこと

内見したほとんどの部屋にはまだ前の人が住んでいたのですが、住人が不在の場合でも、合鍵で勝手に入っていくのが一番驚きました。もちろん大家と住人には事前に通知しているようなのですが。
しかも合鍵は、マンションの地下や非常階段などに設置されたダイヤルロックボックスの中にありました。目立たない場所ではあるし、合鍵を入れておくのは内見の時期だけとは言え、外からでも出入りできる場所に自宅の鍵を置いてあるなんて、自分が住人側だったら怖いけどなぁ。。自分たちが退去するときも、引っ越し前に内見が来るはずなので、心の準備をしておこうと思いました。
 

希望物件に申し込みが重なったものの、知らない日本人に助けられた

部屋の競争率は以前住んでいたベルリンほど熾烈ではありませんでしたが、それでも私たちが契約した家も同時に4組申し込みがあったそうです。
 
最終的に、オーナー側の不動産仲介業者が「以前他の物件で日本人のテナントとやり取りしたことがあり、その人たちの印象が良かった」という理由でうちが選ばれました(逆の差別と言えば差別ですが…)。
どこのどなたか存じ上げませんが、その日本の方に心から感謝。こうやって自分の知らないところで誰かの役に立ったり迷惑をかけたりすることもあるし、私も行動には気をつけよう、と身にしみました。
 

部屋探しの勝因は、予算を上方修正したこと…

私たちのトロントでの部屋探しはベルリンよりずっと楽で、東京とあまり変わらない印象でした。
ただ、すんなり順調にいったのは、途中で家賃の予算を上げたからだと思います。お金が解決してくれることってありますね泣。
 
もとの予算で、家族で住むような物件で、ダウンタウンに公共交通機関で通勤できるエリアで、治安も良くて静かでアレもコレも…という条件で探していたら、まず物件がないし、あったとしたら競争率が高くなって本当に大変だったと思います。
 
 
ひとまず家が決まって本当に良かったです。