カナダではシングルサイズのベッドってマイナーなの?
我が家は夫婦ともに睡眠に関して少し神経質なところがあり、2人で1つのベッドではぐっすり眠れないので、日本でもドイツでもシングルサイズを2つ並べて寝ていました。
カナダでもそうしているのですが、いわゆるシングルは供給が少ないサイズのようで、ちょっとした不便がありました。
日本でのシングルにあたるカナダのベッドサイズ
カナダのベッドの規格は、ツイン、ツインXL、フル(もしくはダブル)、クイーン、キング、カルフォルニアキングの主に6つに分かれています。
このうち日本のシングル(幅97cm×長さ195cm)に近い大きさはツイン(幅96.5cm×長さ189cm)とツインXL(幅96.5cm×長さ202cm)。
身長+20cmのゆとりを考えると夫にはツインだと短いため、我が家はツインXLを選びました。
カナダの大人はシングル(ツインXL)で寝ないの?
ツインXLのマットレスは普通に買えたのですが、それに合う他の寝具を探すのが大変でした。
ベッドフレームの選択肢が少ない
マットレスの規格が存在するので、もちろんフレームもあるにはあるのですが、他のサイズに比べて圧倒的に選択肢が少なかったです。
- きしまない
- 床板が沈まない
- ベッド下に収納スペースがほしい
という希望条件もあったため、脚の高いすのこベッドを探したところ、選択肢が1つしか見つかりませんでした。
日本なら無印でパイン材のすのこベッドが15,000円で買えるのに〜。。
ちなみに、カナダにも無印はありますが、2021年10月現在でパイン材の家具の取扱いは未だないようです。
シーツがない
まずフラットシーツは、厚みのあるツインXLのマットレスをくるめるサイズのものが見つかりませんでした。
次にボックスシーツは、ほとんどのブランドでツインXLのサイズ展開がありません。
また、我が家は綿100%にこだわっていたため、オンラインショッピングで見つけたものも片手で数えられるほど。候補の中からやたらと高いものを外し、ずっと在庫切れのままのものを外し、残った選択肢は最終的に1つだけでした。でもそれも、届いて使ってみたら感触があまり気に入らず…。
ちなみに、トロントの冬は乾燥がひどく、化繊入りのシーツは手頃ですが静電気が発生しやすいためオススメできません。
ベッドの長さは身長プラス15〜20cmは必要と言われているそうなので、ツインやフル(どちらも長さ189cm)に適しているのは身長174cm以下。
カナダで身長175cm以上の一人暮らしの人、みんなこんな面倒な思いしながらツインXLで一式揃えてるの…?それとも一人でクイーンサイズ使ってるの…??
カナダでツインXLに合うシーツをIKEAで入手する方法
品質が良くて安いのは、カナダではやはりIKEAです。綿100%で私たちの好みに合う肌触りのシーツもあるのですが、ツインXLの取り扱いがありません。
そこでIKEAを利用して考えられるのは次の3つ。
ツインサイズのシーツを買って、無理やり引っ張ってかける
ツインとツインXLのサイズの差は、縦の長さ13cmです。
IKEAのシーツはマットレスの厚み25cmくらいまで対応しているとのことなので、厚み20cm以下のマットレスであればツインサイズのシーツを買って、引っ張りながらマットレスにかければぎりぎり覆えるんじゃないかと思います。
我が家のマットレスはそれ以上の厚みがあったので、やめておきました。
クイーンサイズのシーツを買って、生地のたるみはマットレスの下に押し込む
細かいことを気にしない方は、とりあえずクイーンサイズ(幅152.5cm×長さ202cm)のシーツを買ってそのままかけたらいいと思います。
私はやってみたところ生地がだるだるに余り(幅56cm分余る)、毎回洗濯のたびに余りをマットレス下に押し込む作業の方が面倒だなと思い、次の方法を取りました。
クイーンサイズのシーツを買って、小さく縫い直す
長辺の端をほどいてゴムを抜き、角2ヶ所もほどき、幅をツインXLに合うよう生地を切り、縫ってゴムを通し直しました。
ちなみに、ツインXLとクイーンの間にフルというサイズがあり、幅は中間の134.5cmなのですが、長さがツインと同じ189cmなのでご注意ください。