じゃがいもヨーグルト

2016年夫がドイツの会社に転職。2019年転勤のためカナダへ引っ越しました。ほぼ月一更新。

カナダでスノーブーツを買う ①選ぶときに気をつけること

寒くて雪が多いトロント。ちなみに積雪1cm以上の年間降雪日数は約65日、2019年の年間最低気温は-22℃だったそう。

引っ越してきた年には防寒グッズを一通り買い揃えました。

そのときのメモが残っていたので、今回はその中でスノーブーツを選ぶときの注意点についてご紹介しようと思います。

 

 

 

 

 

そもそもトロントでスノーブーツは必要か

まず、そもそも必要なのかという点ですが、私にとっては必需品です。去年の冬はほぼ毎日スノーブーツしか履きませんでした。

もし防寒グッズをゼロから揃えるなら、ダウンジャケットの次に買うべきアイテムだと思います。ダウンタウンの中心部は地下街が発達していますが、ほとんどのエリアでは普通に外を歩くことになります。足が冷えないだけで全身の体感温度が違いました。

 

ただ、友人の中には、普通のブーツやスニーカーでここ数年冬を乗り切ってきたという強者も複数います。「寒い」「冷える」とは言っていましたが、ダウンタウンの歩道はすぐ雪かきされるので、歩けないこともないそうです。

 

 

選ぶときの注意点

スノーブーツを購入する前に調べた情報や、実際に履いてみた感想などを交え、選ぶときの注意点を挙げていきます。

 

防水性

雨や雪が染みては冷えてしまうので、防水性は重要です。

"waterproof"と表記してあるものを選びましょう。"water resistant"だと完全防水ではない場合もあるそうです。

 

耐寒性

ソールやインナーの素材や厚さによって耐寒温度が違います。

カナダのオンラインショップの中には、耐寒温度でフィルターがかけられるサイトもありました。ただ、おそらくメーカーによって基準が異なり、そもそも数値の表記がない商品もあるので、あくまで目安です。

 

ミドルブーツやロングブーツの方がおすすめです。

トロント市内の歩道は基本的にすぐ雪かきされるのですが、たまに雪かきされていない場所や、溶けかけのぐちゃぐちゃの上を通らないといけないこともあり、ショートブーツだと心もとないときがあります。

 

着脱方式

個人的おすすめランキングは、

  1. 編み上げ式
  2. ファスナー式
  3. 紐やファスナーのないタイプ

着脱の楽さとは逆の順番になっています。

ポイントは履き口のふくらはぎとの隙間の狭さ。これについては次の項目で書きますが、編み上げ式がおすすめな理由だけ触れておきます。

 

編み上げ式は太さの調整が可能なため、タイツ履きのときは上までキュッと締められますし、紐を緩めてパンツの裾を中に入れることもできます。

デメリットは、毎回紐を結び直さないと着脱できないので少々面倒なこと。サイズ調整可能なマジックテープ式のブーツがあれば一番楽だと思いますが、私が探したときは見かけませんでした。

 

履き口の太さ

雪が降っている中を歩く場合、ブーツと足の間に隙間があると雪が入りやすく、靴の中が濡れてしまいます。そのため、履き口の口径がふくらはぎに沿うものがおすすめです。ちなみにトロントは風の強い日が多く、傘はあまり役に立ちません。

フィットしない太めのブーツを履くのであれば、レッグウォーマーなどで隙間を埋めるのも手だと思います。

 

値段(塩で劣化が早い)

冬の間、歩道には凍結防止剤として大量の塩が撒かれます。普通に外を歩くだけで靴が白くなるほど塩分が付着するので、冬用の靴は劣化が早いそうです。あまり高いものを買っても、一生物として履くのは難しいかもしれません。

余談ですが、お手入れとしては、我が家は水で薄めたお酢で拭いて塩のシミを落としています。

 

 

 

次回は実際に私が買ったブーツと候補から外したもの、その理由や使用感などを紹介していこうと思います。