陶器の洗面台に空いた穴を直しました
先日重いガラス瓶をぶつけて、陶器の洗面台にぽっかり穴を空けてしまいました。
小さな穴だったのでなんとかならないかと思い、ホームセンターでいろいろ買って直してみました。
洗面台に穴が空いた
先日洗面所でヘアオイルのガラス瓶をうっかり取り落とし、嫌な音とともに洗面台にぶつかり、穴が空いてしまいました。
1cm×1.5cmほどの小さいものですが、窪みではなくがっつり穴。そこから水が入ってしまうのでこのままでは洗面所が使えません。(ちなみに穴の左を通る長いヒビと、右上の小さい窪みは引っ越してきた当初からのもの)
なんとか自分で直せないかと試行錯誤してみました。
クリアファイルと針と糸と瞬間接着剤で底を作った
ネットで調べたところ、ひび割れや窪み程度であれば樹脂やパテで埋める方法が見つかりました。
しかし、貫通した穴が空いている場合底をどうやって作ればいいのかわかりません。うちの洗面台は陶器製で、二重構造になっているため下からは穴を塞ぐことができません。
そこで、家にあったクリアファイルを底にしました。
ハサミでクリアファイルを穴より大きめに切ります。これで穴を下側から塞ぐので、曲げて穴を通るぎりぎりの大きいサイズに切った方がいいです。
このまま穴に入れると落ちてしまうので、針で糸を通して持ち手にしました。糸が上にくるようにし、クリアファイルのパーツを曲げながら穴を通します。
糸を上に引っ張って、パーツが穴から抜けてこないことを確認します。
パーツの縁にぐるっと瞬間接着剤(Sekundenkleber)を流し、糸を上に強く引き、パーツを穴の下側に接着します。しばらくして固定されたら糸は引き抜いて大丈夫です。念のため上から再度瞬間接着剤を流し入れ、しっかり固定します。
底ができた!
写真だとわかりづらいのですが、この時点では底ができただけなので、陶器の厚み分だけかなり窪んでいます。いっそこのまま瞬間接着剤で窪みを全部埋めてしまえばいいんじゃないかと思い、たくさん流し入れてみたらちっとも固まらず、諦めてティッシュで吸い取りました。
エポキシパテで窪みを埋め、耐水ペーパーでやすりがけ
陶器の洗面台の補修方法をネットで検索したところ、エポキシとかいう系統の樹脂か接着剤かパテを使えばいいそう。
近所のホームセンターBAUHAUSに行ったところ、エポキシパテが手軽そうで安かったので購入しました。粘土のような感じ。(写真左)使い捨てのゴム手袋をしてカッターで必要なだけ輪切りにし、指でよくこねます。すんごい臭かった。汚水のにおい。
小さくちぎって窪みを埋めます。あとでやすりがけで平らにするので、できるだけはみでないようにした方がいいです。ネットでも、ここで大きく盛ってしまったために、後が大変だったという失敗談を何件も見かけました。1時間ほどで完全に固まります。
この後耐水ペーパー(Nass-Schleifpapier)の1000番でやすりがけをして、はみ出た分を滑らかにしました。
陶器用のエナメルでコーティング
ホームセンターで洗面所・浴室の陶器製品の表面用の補修剤があったので、上から塗ってみました。(左の写真の右)
色が全然違ーう!
我が家の洗面所が暗すぎて写真がうまく撮れなかったのですが、クリーム寄りの白色の洗面台に、真っ白なエナメルコーティングが浮きまくり。説明書に色を混ぜていいと書いてあったので、今度絵の具を買ってきて近い色にして塗り直そうと思います。
ビフォーアフター
とりあえず洗面所が使えるようになったので良しとしよう。