じゃがいもヨーグルト

夫がドイツの会社に就職、夫婦でベルリンに移住しました。ほぼ月一更新。

初めての海外暮らしで一番役に立ったアドバイス

初めて海外に一ヶ月以上滞在したのは、2015年のニューヨークでした。そのときも夫についていき、私は語学学校に通っていました。

夫がいて、日本人も多く、移民だらけで下手な英語でも通じ合え、日本食も手に入るし、3ヶ月で帰国することも決まっていたニューヨーク。

そんな恵まれた環境でも、初めて暮らす海外に緊張し、不安でガチガチでした。まわりがネイティブだらけの土地に一人で留学した友人達を、今さらながら尊敬しました。

そんなとき、アメリカの片田舎に留学し、日本人が一人だけという環境を経験した友人がくれたアドバイスは、私にとって最高に役立ちました。 

 

友人が教えてくれたのは、

「お世話好きな人にくっついてれば大丈夫!」

ということでした。

どこにでも人の世話を焼くのが生き甲斐みたいな人はいる。学校でも見ていればそういう人はすぐわかる。そういう人と一緒にいれば、こっちはいろいろ教えてもらえるし助けてもらえるし、向こうもうれしいし、Win-Winだよ、と。

 

 

思い返せば、ニューヨークの語学学校にも面倒見の良い、頼りにされているクラスメイトが数人いました。彼らの共通点は滞在歴が2年以上、オープンにみんなとしゃべって、友達が多く、宿題をちゃんとやっていたこと、かなぁ。

私はそのうちの中国人の子の近くにいつも座っていたら、自然と仲良くなりました。

 

 

彼女は北京出身で、留学してきたアメリカ人男性と出会って結婚し、英語をまったく話せない状態で中国からアメリカへ移住してきたそうです。彼女の英語は語彙が少ないのでわかりやすく、一方でニューヨークナイズされていてかなり速く、しかもおしゃべり好きなので、英会話に慣れるのにとても助かりました。

いつも親身に相談に乗ってくれて、学校の事務手続きにつきあってくれて、おいしいお店や食べ物を教えてくれて、毎日お菓子をくれて、風邪の治し方を伝授してくれて、お気に入りの場所に連れて行ってくれて、北京語を教えてくれて、中国や日本の政治やメディアのことを話し合ってくれて、頭もセンスもいいし、真面目で正義感が強くてすぐ怒るけど、怒ってもかわいいし・・・なんか関係ない話になってきたな。

 

 

ついでに、彼女と旦那さんとの間の約束で感動した話を。

夫婦でケンカして、話し合いが平行線になってしまったとき。どちらかが、"What is the most important?"と質問したら、相手は必ず

"I love you."

と答えないといけない、という合言葉を夫婦で決めたそう。

感情的になってしまったときに、「一番大事なことは相手を愛していることだ」、という前提を確認することで、話が前向きになるとのこと。そういう建設的な話し合いをしようとする姿勢も、その合言葉がI love youなのも、素敵で感激しました。

「私は怒るとすぐスネて口きかなくなるから、夫に質問されて、たいてい私がぶーたれながら"I love you"って言わされるんだけどね〜」って言ってたのもかわいかったなぁ。

関係ないけど、彼女は日本のお好み焼きが大好きで、でも「オコノミヤキ」って言えてなくて、いつも「オトノメヤキ」って言ってたのも愛らしかったなぁ。

 

 

閑話休題。

海外留学や海外移住で、「世話好きな人を見つけて一緒にいるようにする」というのは、私にとって目からウロコで大変実用的なアドバイスでした。

全部自分でやろうとしてしんどくなっている人は、がんばって頼ろうとしなくても、お世話好きな人の近くにいるだけで全然違うと思います。と言いつつ、わざわざ意識しなくても、結局いろんな人に助けられて暮らしていくことになるんですけどね。

このアドバイスをもらって私は気が楽になったので、ご参考まで。