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じゃがいもヨーグルト

夫がドイツの会社に就職、夫婦でベルリンに移住しました。ほぼ月一更新。

銀行口座の開設(NUMBER26)

そういえば住民登録の後、ドイツの銀行口座を開設していました。
私は無職なのであってもなくてもよかったんですが、夫が給与振込先として口座を開設する必要があったので、せっかくだしと思って一緒に手続きしました。
銀行は、夫の同僚が勧めてくれたNUMBER26にしました。

 

※NUMBER26は2016年7月に銀行のライセンスを取得し、名前も変わって、N26という銀行になりました。以下の情報はそれ以前の古いものです。

 

NUMBER26はベルリンにある2013年創業の若い会社で、銀行サービスは2015年1月から始まったばかり。新しいサービスにもかかわらず、開始から1年経過した今年1月時点で利用者数が10万人を超えたそうです。
正確に言えば、NUMBER26自体は「銀行」じゃないみたいなんですが、Wirecard Bankという銀行と提携していて、ネットバンクと同じような感じで使えます。
 
 
<特徴>
・簡単に開設できる(審査がない)
・口座維持費がかからない
・スマホアプリから口座を管理できる
・キャッシュカードにクレジット機能(マスターカード)がついてくる
・スーパーなどにあるマスターカード対応のATMから現金を引き出せて、手数料は無料
・海外のATMでも現地通貨で現金を引き出せる(ってサイトには書いてあるけど、日本でもできるのかな)
 
他の銀行と比較して決めたわけではないのでデメリットはよくわかりません。
新しい会社だからこの先安定した経営が続くのかわからないとか、セキュリティの心配とか・・・?
前者については日本と似たような法律があって、経営危機になっても一人10万ユーロまでの預金は保護されるようです。
後者はネットバンキングに共通したリスクですが、NUMBER26は口座に動きがあった瞬間メールで通知がくるので、スキミングされても気づきやすいとは思います。
海外送金、オンライン決済、ATMでの現金引出しの可否や、一日に引き出せる上限額、暗証番号などもアプリから変更でき、もしお財布と携帯が盗られた場合でもネットからカードを無効にできるので、対応も取りやすい。
まぁそれでもダメなときはダメですけど。
 
ただし、学生ビザ申請に現地の銀行の銀行残高証明書が必要な場合は、Deutsche Bank(ドイツ銀行)で学生口座を作らないといけないようです(私がベルリンの外人局で語学学生ビザを申請したときは日本の銀行の英文銀行残高証明書で大丈夫でした)。
 
 
<口座開設手続き>
①スマホアプリをダウンロード(iPhoneアプリ:https://appsto.re/jp/hUhc5.i
②アプリ上で個人情報を登録(英語)
③登録後ログインして"Verify your identity"(身元を確認する)をクリック
④身元確認の方法で"post ident"を選択(国籍によってはビデオチャットでパスポートを見せれば済みますが、夫が「日本のパスポートは受け付けてません」って断られてました。ビデオチャットで身元確認できる国一覧にはたしかに載ってなかった)
⑤メールが送られてくるので添付ファイルを印刷
⑥印刷した書類とパスポート、住民登録確認証を持って郵便局に行く(ドイツの銀行口座開設には住民登録確認証が必要です)
⑦"Postident"という郵便局でやってる身元確認手続きをする
⑧数日後にクレジット機能付きキャッシュカードが家に郵送されてくる
⑨カードに書かれた番号をアプリ上で入力(何のためにやるんだっけ・・・口座とアプリを連携させるためだったかなぁ)
 
開設したのが1ヶ月以上前で記憶があやふやなのですが、たしかこんな感じの手続きをしました。
夫は給与が振り込まれた後、さらにデビット機能も付いたキャッシュカードを申し込んでました。このカードは口座に残高がないと申し込めません。
 
 
⑦のpostidentの手続きには夫の同僚(我が家で「女神」と呼んでるめっちゃ親切なドイツ人)も一緒に来てくれました。
このとき当たった郵便局員もドイツ語しかしゃべらないおばさまだったので、やり取りは女神に丸投げ・・・。
このおばさまには、出生地の証明書の提示を求められて困りました。
どうやらドイツでは出生地も大事な情報らしいです。
あとから女神が自分の身分証明書(名刺サイズのカード)を見せてくれたのですが、顔写真・名前・生年月日・住所に加え、出生地や身長まで記載されていました。
 
一方、日本のパスポートには生まれた市町村なんて書いてない。
おばさまが出生地にこだわって手続きしてくれなさそうなそぶりだったので、「家に帰れば証明できる書類(戸籍謄本)があります。それを持って出直した方がいいですか」ときいたところ、なぜか「まぁいいわ、やってあげるわ」てな感じになって手続きしてくれました。
ていうか生まれた場所の確認なんていらなかったんじゃなかろうか。
 
その後、書類の署名欄に記入を求められて漢字でサインしたら、おばさまが「あら素敵ねぇ!」みたいなこと言ってる。急にフレンドリー。
ビザ申請のとき審査官のおばさんもこんな感じだったし、なんなんだろうなぁ。
 
 
今のところ、アプリは操作がわかりやすく使いやすいですし、マスターカード対応のATMはスーパーとかショッピングモールとかレストランの店先とかそのへんによくあるし、カードのデザインもかわいくて気に入っています。
女神から聞いた話では、クレジットカードで海外のATMで現金引き出せるのと同じ仕組みになっていて、だからキャッシュカードに最初からクレジット機能がついてるんだそうです。
それってつまり、そもそもキャッシュカードじゃなくてクレジットカードってこと?
ただ、NUMBER26の場合は
・会社が手数料を負担(利用者が手数料無料で現金を引き出せる)
・クレジットカードの上限が口座残高(預金として持っている分しか引き出せない=借金ではない)
・使った分がすぐ口座残高に反映される(後払いではない)
なので、利用者にとっては銀行の預金引出しと同じ感覚で使えるんだとか。
あれ、そんなのクレジットカードじゃなくない?よくわかんないけどおもしろいこと考えるなぁ。
 
あと、現金を預け入れしたいときはアプリ上で入金したい額を入力するとバーコードが表示され、そのバーコードをスーパーのレジで読み取ってもらってお金払うと口座に入金されるらしいです。すごい仕組み。
この記事を参照しました。書かれたのが1年前でアプリの操作方法が今とちょっと違うんですが、こんな感じで入金できるらしいです)
 
今後使っていて何か気づいたことがあれば追記します。