じゃがいもヨーグルト

2016年夫がドイツの会社に転職。2019年転勤のためカナダへ引っ越しました。ほぼ月一更新。

ドイツ、ベルリンに引っ越しました

夫(日本人)がドイツ現地企業に就職が決まり、2016年3月、夫婦でベルリンへ引っ越しました。

 

1ヶ月以上日本を出たのは、去年3ヶ月間アメリカのニューヨークに夫と留学したのが初めてでした。

そのときも「アメリカ危ないところ、ニューヨーク怖いところ」という先入観があり、行く前はだいぶ不安でした。

ただ、英語が話せる夫が一緒で、3ヶ月で帰ってくることもわかっていたので気が楽だったし、日本の家も借りたままにさせてもらえ、荷造りも楽でした。

 

今回のドイツは期限のない本格的な移住(になるはず)で、当分自分は仕事もできないだろうし、あれこれ不安が募り、特に荷造りと、それにともなう物の処分にはかなりストレスを感じました。

夫は私に「ついてきてほしい」とは特に思っていなかったようで、むしろ私が夫と暮らしたいので「一緒に行く!」と言って仕事を辞めてついていく(連れてってもらう)ことにしたのですが、自分で決めたくせに不安でしかたない状態が渡航前の2〜3ヶ月続きました。

「いいな〜ドイツ!楽しみだね!」と言ってくれる人たちに「うん!楽しみ!」と心からの返事をできずにいたのですが、仕事でアジアの某国に赴任している友達から渡航直前に「ドイツなんてうらやましー!」と言われて、あ、たしかにその国だったら一緒に行かなかったかも、ドイツでよかったー!と思って元気出ました。

 

思えばドイツは、他の国よりほんの少しは縁があったような気もします。

・小さいころから好きな児童文学作家ミヒャエル・エンデがドイツ人

・大学の第二外国語がドイツ語

・初めてバックパッカーした国

・以前勤めていた会社の本部がある

 

あと、移住が決まって父に伝えたところ、実はドイツ大好きで20回以上訪れたと言われてびっくりしました。

母も母で20年以上ドイツ発祥のシュタイナー教育について勉強しているし、発言の端々でドイツ好きだなとは思っていましたが、父の旅行は私が生まれる前のことでまったく知りませんでした。

私も学生のときバックパッカーをして好きになったし、好みも遺伝するのかな。

 

ただ、ベルリンの街についてはほとんど印象に残ってません。

バスの中でアル中っぽいおっさんに絡まれたところを、勇敢で優しいお姉さんに助けられて、おっさんがバスの運転手のおばさんに降ろされたことくらいしか思い出せない。ドイツの人みんな優しかったな〜。

住んで楽しい街だといいなぁ。