じゃがいもヨーグルト

2016年夫がドイツの会社に転職。2019年転勤のためカナダへ引っ越しました。ほぼ月一更新。

ベルリンの硬水vsトロントの冬の湿度〜どちらも肌はガッサガサ

ベルリンのめちゃくちゃ硬い水から解放され、トロントの水道水に喜んだのもつかの間。トロントの冬のひどい空気の乾燥により、肌が砂漠状態です。あと髪も。静電気も痛い。観葉植物も枯れる。

来る前はみんなに冬寒いことばかり脅されたけど、乾燥もけっこうきつくない?

 

 

 

冒頭の文章がほぼ今回の要約です。

 

 

ベルリンの硬水のグチ

ベルリンの水道水は「超硬水」に分類される、ドイツの中でも特に硬度の高い水です。

 

水回りは頻繁に掃除しないと、すぐにカルキで真っ白。掃除には強力な酸性の洗剤が必要です。そして掃除が終わって手を洗うと、その水しぶきで即汚れます。掃除を諦め放っておくと、カルキは結晶化してどんどん大きくなります。

アイロンにうっかり水道水を入れようものなら、スチームと共に飛び出たカルキで洗濯したての洋服が白い粉まみれになります。

肌も髪もガビガビのガサガサ。カルキの成分に加え、硬水でも泡立つシャンプーやボディーソープは成分が強力です。

硬水でも汚れが落ちるよう、洗濯機は高温で長時間洗う仕様になっているため、服の色落ち、生地の縮みや傷みが早いです。

 

 

やった、トロントは中硬水だ!

トロントの水道水は中硬水。日本の軟水に比べれば硬度は高いですが、ドイツの硬水に比べたらマシ!

シャワーを浴びた後も、ベルリンのときより肌や髪がガビガビした感じがしません。

特に大きな変化は水回りの掃除です。洗剤を使わなくても、軽く濡らしたクロスで拭くだけで蛇口がピカピカになることに感動しました。

 

 

トロントの冬…空気の乾燥が超硬水を上回る身体的ダメージを与えてくる

そして迎えた(去年の)冬。零下の続く日々で、空気がおそろしく乾燥しています。

突如現れる大量の小じわと開く毛穴。夫は鼻血が出やすくなり、妻は指の背が割れて出血。ついでにエナメルの靴もひび割れ。

家のドアノブに触れるたび、冷蔵庫開けるたび、毎回バチッと走る痛み。朝起きるとふわふわと逆立つ髪。人生でこんなにも静電気感じたことない。

 

ベルリンも年中カラッとしていたけど、比じゃない。肌の乾燥も比じゃない。同じ保湿じゃ全然足りない。

 

今年は外出制限中に観葉植物をたくさん増やしたのですが、シダ系とか葉の細いエアープランツとか、そういった湿度の必要なタイプの植物たちが今まさに枯れていっています。

観葉植物初心者に、夏と冬で環境が大きく違うトロントの気候は、ハードルが高過ぎた。。

 

 

根本的な対策は、加湿器を買うしかなさそう

先人の知恵をお借りしようと、トロント在住の方々のブログを読み漁ったのですが、結局皆さま加湿器を買ってらっしゃいました。

それもそうかといろいろ調べ、せっかくなら空気清浄機と兼用で長期使用に耐えうる物がいいと思ったら、ダイソンかシャープの2択になってしまい、高くて迷っています。日本だったらもっと選択肢あるのになぁ。

 ブラックフライデーもボクシングデーも待ってみたものの、ちっとも安くなりませんでした。今年はコロナの影響で需要が高いのかもしれません。

 

 

おまけ:カナダのショッピングのグチ。EUは偉大だった

話が脱線しますが、カナダは商品のラインナップも少ないし、価格が高いと感じています。ドイツに引越したときも「日本と比べて選択肢がないし高い」と思ったけれど、カナダに来たら「ドイツよりも選択肢がないし高い」と思ってばかり。

 

カナダってなんでこんなに選択肢が偏っていて、しかも価格が高いんだろう?まずそもそも国内で生産している物が少なそう。価格競争があまり起きていなさそうですが、もしかして関税高いのかな?

 

オンラインショッピングも力入れていない印象。

商品をサイトに掲載しているサイトが実際ないのかそれともSEOが弱いのか、検索ワードに"Canada"を加えてもアメリカやイギリスのサイトの方が多く引っかかります。アメリカなんて隣の国なのに、カナダには送ってもらえないこともしばしば。 

カナダ国内の事業者のサイトを見つけても、配達を自社でやっていて、配達可能エリアが隣の市くらいまでというお店も多々。国土が広過ぎて輸送コストが高いのかなぁ。 

 

ドイツだと国内はもちろん、EU圏内の他の国からも買い物しやすかった記憶があります。今更ながら、EUって偉大な仕組みだったんだなぁ。