じゃがいもヨーグルト

2016年夫がドイツの会社に転職。2019年転勤のためカナダへ引っ越しました。ほぼ月一更新。

ベルリンの市民局でドイツの警察証明書を申請しました

日本の警察証明書の申請に続き、ドイツの警察証明書(Führungszeugnis)も申請してきました。ベルリンの場合、警察証明書はベルリン各区にある市民局(Bürgeramt)で手続きをします。

 

 

オンライン予約

予約はオンラインでできます。下記リンク先ページ右側にある"Termin berlinweit suchen"をクリックしてください。

Führungszeugnis - Dienstleistungen - Service Berlin - Berlin.de

 

  1. 月日の選択
  2. 時間と市民局の選択
  3. 手数料の支払い方法の確認(Girocardを持っていない場合)
  4. 予約確認メール

 

1. 日時の選択

予約ページにいくと、空きのある日がカレンダーに水色で表示されます。今見たところ1ヶ月以上先まで空きがありませんでしたが、ちょくちょくキャンセルも出るようで、マメに見ているとたまに近い日の空きが出てきます。

私が申請したときは、朝9時頃に予約ページを見たところ当日の空き枠がいくつか表示されました。朝一は狙い目かも。

 

2. 市民局の選択

日をクリックすると何時にどこの市民局に予約の空きがあるか表示されます。

 

3. 手数料の支払い方法の確認(Girocardを持っていない場合)

時間と市民局を選択すると、"2 Standort"の項目に市民局の住所と手数料の支払い方法が表示されます。

市民局によってはGirocard(EC card)でしか支払いを受け付けていません。支払い情報(Zahlungshinweis)に"Am Standort kann bar und mit girocard (mit PIN) bezahlt werden."と書いてあれば現金での支払いもできます。

我が家はN26の銀行口座しか持っていないためGirocardがなく、ひとつひとつクリックして現金支払いができる市民局を探しました。市民局ごとの支払い方法が一覧できるリストはないのだろうか…?

 

4. 予約確認メール

名前とメールアドレスを入力して予約を確定すると、確認メールが届きます。このメールに予約番号が書いてあります。

 

持ち物

・パスポート

・手数料13€もしくはGirocard

 

当日の流れ

  1. 建物に入り、待合室を探します。
  2. 待合室の電光掲示板に自分の予約番号が表示されるまで待ちます。私のときは予約より10分早く表示されたので、早めに行っておいた方が安心。
  3. 予約番号の隣に表示される数字の窓口を探します。
  4. 窓口の人にパスポートを渡します。そもそも警察証明書の申請、という用件で予約を取っているので、いきなり「証明書の種類はeinfaches Führungszeugnisでいいですね」と確認され、申請理由すらきかれませんでした。
  5. 手数料の支払い場所(Kasse)で13€を支払い、レシートを受け取ります。
  6. 窓口に戻りレシートを渡し、パスポートと申請の受付票を受け取ります。警察証明証自体は2週間程で自宅に郵送されます、とのこと。

 

郵送で受け取り

ベルリンで2週間と言われたら1ヶ月くらい待つんじゃないかと思っていましたが、1週間ほどで自宅のポストに届きました。

表記は全てドイツ語で、一番大事な犯罪歴のところだけドイツ語の下に"(No record/Néant)"と英語とフランス語も書かれていました。

 

日本の警察証明書申請との違い

  • 申請場所が警察署ではない
  • 予約が必要(ベルリンだからかも)
  • 申請理由を問われない(窓口の担当者によるかも)
  • 指紋を取らない
  • 手数料がかかる
  • 受け取りに出向かなくていい
  • 厳封されていない

予約は必要でしたが、日本での住民票くらいの気軽さで取得できました。