ドイツの日本大使館で日本の警察証明書を申請しました
日本の警察証明書(無犯罪証明書、犯罪経歴証明書)が必要になったので、ベルリンの日本大使館で申請してきました。
予約不要
在ドイツ日本大使館のサイトには、「警察証明の申請には、事前に日時をご予約願います」と書いてあります。
が、予約しようと問い合わせたところ、「警察証明書の申請は、当館領事部の開館時間に来館してください。 予約は不要です」とのことでした。
警察証明書はドイツ語で"polizeiliches Führungszeugnis"というそうです。大使館に入る前に警備員にパスポートを提示し用件を伝えないといけませんが、英語で"police certificate"と言って通じました。
必要な書類
・申請書(窓口でもらえます)
・パスポート
※手数料不要
手続きの流れ
- 窓口で「警察証明書の申請にきました」と伝え、申請書をもらい、記入します。
- 申請書とパスポートを窓口で渡します。
- お手洗いで石鹸を使って手をよく洗います。
- 大使館スタッフに補助してもらいながら、全部の指の指紋をとります。
- インクまみれの手をお手洗いで洗います。
- パスポートの返却を受け、当日の手続きはこれで終了。引換証などは特にありませんでした。
- 2〜3ヶ月に大使館からメールもしくは電話で連絡が入ったら、窓口へ取りに行きます。
日本での手続きとの違い
もし、一時帰国中に日本で警察証明書(犯罪経歴証明書)を申請した場合、以下のような違いがあるようです。
- 必要書類が多い
- 発行までの期間が短い
1.必要書類が多い
海外移住後に日本で申請する場合、最後に住民票を置いていた都道府県の警察本部に行かないといけません。
例えば東京都の場合、警視庁のサイトによると、パスポートの他に以下のものが必要です。
- 除票住民票もしくは戸籍の附票(発行から6カ月以内)
- 海外の現住所が確認できる書類(現地の運転免許証、本人宛の郵便物等)
- 証明書発行の必要性が確認できる書類等
この最後の「証明書発行の必要性が確認できる書類等」は、「申請者の氏名が入った大使館からの発給依頼書、招聘状、学校の合格通知、採用通知、赴任命令、雇用契約書等。要求国、理由により異なりますので事前にお問い合わせください。」とのこと。
ベルリンの日本大使館でも申請理由はきかれましたが、それを証明する書類などは求められませんでした。
2. 発行までの期間が短い
警視庁の場合、受取日は「申請日からおおむね2週間後」とのことです。
指紋を取る関係上、どちらにしても本人が行く必要がありますが、急ぎでない場合は日本大使館で申請した方が手続きは楽そうです。