クリスマスの手芸①
時期がずれてますが、12月中クリスマスに向けて作ったものの備忘録。
クリスマスは年越し&元旦の次に好きなイベントです。飾りがかわいいし、東京もベルリンも街がキラキラしてテンションが上がります。
一昨年はクリスマスマーケット巡りに精を出していましたが、昨年は家の中に飾るものをせっせと作っていました。
<クリスマスに向けて作ったもの その1>
<クリスマスに向けて作ったもの その2>
・タティングレース
・ヒンメリ
アドベンツクランツ(クリスマスリース)
ドイツのクリスマスリースは壁にかけるタイプではなく、横にして置くタイプのものが主流です。
リースの上には4本のロウソクを置き、クリスマスの4週間前の日曜日に1本目のロウソクに火を灯します。翌週の日曜日には1本目と2本目、と日曜日ごとに火をつけるロウソクを増やしていきます。
ちなみに1本目のろうそくを灯す第一アドベント、2017年は12月3日でした。
クリスマスの時期、既製品のリースはそこら中で見かけますが、材料になる花材も山のように売っています。
以前お花屋さんで働いていた友人が作り方を教えてくれることになり、家におじゃましてきました。
花材はマーケットと花屋を巡ってそろえてくれました。
多めに用意してくれた2人分の花材や針金などの材料全部合わせて30ユーロ(約4000円)以下とのことでした。
ツルのような植物をぎゅうぎゅうと曲げて輪っかにして針金で止め、土台にしました。
できた土台に、短く切ったユーカリやモミを針金でぐるぐる巻いて固定していきます。
最後に飾り付け。赤い実や松ぼっくりにひとつずつ針金を巻き、バランスを見つつ土台に差し込んでいって完成。
完成品。いい香りのするユーカリメインのリース。
余った材料を分けてくれたので、家でも小さめのリースを作りました。
さらに、その友人が通っている華道教室でリース作りの日があるとのことで、友人経由でお願いして参加させてもらいました。
習ったのは、ワラをぎゅうぎゅうに束ねてある大きな輪(直径25cmくらい)を土台にした、モミがメインの、ドイツらしいどっしりしたリースの作り方。
土台が大きいため巻きつける花材を大量に切らないといけないし、モミは切るのに力がいるし、私以外の生徒さんは経験者で作業が早いし、無我夢中で息が止まりそうになりながら作りました。
一番作業が遅かったので最後の飾り付けはあまり時間がなく、とにかく大きな物で面積を埋める作戦に出ました。
完成品。
リース用のキャンドル立てはドラッグストアや雑貨屋で売っています。私が買ったのは4つセットで3ユーロ(約400円)くらいでした。
ヤドリギのスワッグ
ヤドリギってクリスマスに飾る植物なんですねぇ。昨年まで全然知りませんでした。
山で木の上に寄生している丸いモワモワしたのを遠目でしか見たことがなくて、友人から教えてもらった後マーケットに探しに行って、あまりの大きさと頑丈さにびっくりしました。これは生命の力強さ感じるわ。
短く切って、束ねてスワッグにしました。
ただ、部屋が乾燥しすぎていたのか2週間くらいで腐ったような茶色になってしまい、不吉なのでクリスマス前に捨てました。生命のはかなさよ。
長くなったので、続きはその2へ。