じゃがいもヨーグルト

2016年夫がドイツの会社に転職。2019年転勤のためカナダへ引っ越しました。ほぼ月一更新。

ベルリンの脱出ゲームは英語が得意じゃなくても楽しめました

友人に誘われて脱出ゲームに行ってきました。

ベルリンにはいくつか常設の脱出ゲームがあるようですが、今回行ったのはアレクサンダープラッツの近くにあるEXIT - Live Escape Game。参加費は一人18€(2000円くらい)。1チーム2〜6人で、10〜20㎡ほどの部屋を制限時間66分間以内に脱出します。トリップアドバイザーという口コミサイトでレビューが700件近くあって星5つ、人気のある施設のようです。

 

ちなみに一人では物理的に解けない問題が取り入れられていて、他のグループと混ざることもないので、一人参加はできません。ゲームは6種類(6部屋)、それぞれの部屋を脱出できるとカードにスタンプがもらえ、6つ全部たまると記念品がもらえるらしいです。

手荷物は受付をすると南京錠が貸してもらえ、ロッカーに預けられます。赤ちゃん(ベビーカーもOK)やカゴに入れた犬も一緒に部屋に入れます。

 

ゲームは一部屋を1チームで貸し切り、説明はすべてドイツ語と英語が併記、問題もその場にあるものを使って解いていくものばかりで、多少英語さえできれば知識がなくても大丈夫。ちょっとのひらめきは必要ですが、行き詰まると別室からカメラで見ているスタッフがヒントをくれるので、途中で諦めなくてすみます。部屋の仕掛けもいろいろあっておもしろかった!

 

後からここのサイトを読んだら"from Japan"と書いてあったのでWikipediaを見たら、脱出ゲームはもともとテレビゲームが流行り、実際に体験できるものが日本で2006年に初めて作られ、SCRAPという会社が日本で流行らせ、世界に広まっていったそう。

私も3年前に1回だけ、幕張メッセで開催されたSCRAPのイベントに行ったことがあります。広い会場に3000人も参加者がいて、移動しつつ壁に貼られたクロスワードパズルや日本語の暗号を解き、事前に渡された小冊子に書き込んでいくとキーワードが分かって次の段階の問題が解ける・・・というスタイルだったので、日本語ネイティブレベルかつ知識も必要。そのときはスタッフや建物の設備も暗号の鍵になっていて、観察力とひらめきがないと前に進めず、ヒントもなく、時間内に脱出できた人は10人もいませんでした。私はもちろん脱出できず・・・。

 

ベルリンの脱出ゲームは、母語や出身がバラバラの人が集まる都市でより多くの人が楽しめるようにできているのね〜とか思いつつググったら、今は日本でも英語で参加できる脱出ゲームあるんですね。どんな問題なのか興味あるなぁ。