じゃがいもヨーグルト

夫がドイツの会社に就職、夫婦でベルリンに移住しました。ほぼ月一更新。

暇だけど社交的でないので、囲碁を打ちました

暇です。

気軽に遊びにいけるところがほしい。もっと人としゃべりたい。知り合いを増やしたい。ドイツ語はほとんどできないけどちょっと練習したい。でも社交的ではない。イケイケなパーティーやクラブは行きたくない。体力はない。スポーツもしない。そんなにお金もかけたくない。

という都合のいいわがままを叶える会に行ってきました。

 

そういえば語学学校に通いはじめて3週間ほど経ちます。

最初の週なんて休み時間誰も一言も発さなかったのが、授業のたびに語彙が増え、それにつれて会話も増え、共通言語がないところからこういう風に変化していくんだ〜と新鮮です。

ただ、まだ言葉の制約が多くて会話は続かないし、みんな忙しいみたいで授業が終わると即教室を去って行くので、わいわい楽しい放課後ライフは送っておりません。

ちなみに先生の言ってることもたびたび聞き取れません。この前も「きらいな食べ物はなんですか?」と聞かれて「泳ぐのがきらいです」と答えてがっくりされたし。

 

 

そんな暇を持て余した人がどうするのかというと、以下、定番らしきものをいくつか。

 

Meetup

「Meetupで興味のあるイベントを探して参加してみたら?」と何人かのドイツ人と日本人が勧めてくれました。定番のサービスのようですが、私はまだ興味のあるものが見つからず、試してません。

 

・シュタムティッシュ(Stammtisch)

定期的な趣味のサークルのような集まりをシュタムティッシュと呼ぶそうで、ネットで探せば定期的に開催されているものがいくつか出てきます。

私は語学学校で知り合った日本人に連れて行ってもらい、日本語を話したいドイツ人とドイツ語を話したい日本人のシュタムティッシュに行ってみました。人と話せたのはよかったんですが、会場がバーの一画で、たばこの煙が辛かった。

 

・タンデムパートナー

ドイツ語と日本語を語学交換する相手(タンデムパートナー)を探すのもいいかなと思っていました。それで上記のシュタムティッシュに行ったんですが、経験者から「合うパートナー見つけるのも大変だし、日本語教えるのも難しかった」と聞いて、あ、めんどくさいや〜日本語教えるのも興味ない〜と気づいて探すのをやめました。

 

 

さて、あれこれケチをつけては引きこもってぐーたら過ごす日々なわけですが、そんなわがまま放題に応えてくれるのが、そう、タイトルの通り「囲碁」なわけです。

Wikipediaによると、ドイツの囲碁競技人口は5万人と言われているそうです。各地の囲碁協会についてはドイツ囲碁連盟(Deutscher Go-Bund e.V.)のサイトに一覧があります。

ベルリンにもベルリン囲碁協会(Go Verband Berlin)があって、毎日どこかで囲碁を打つ集まりが開かれています

囲碁なら言葉通じなくてもゲームはできるし、ていうかゲーム中は基本しゃべらないし、でもちょっとはしゃべるし、定期的に通えば知り合いも増えるはず。

ドイツ語しゃべりたいけどあんまりたくさんはしゃべりたくないという相反する欲求を見事に満たすじゃないか!!

 

ということで、とりあえずベルリン囲碁協会のサイトに載っていた、家から一番近いベルリン工科大学で毎週金曜18時からやってる会に参加してきました。

・住所:Hardenbergstrasse 36, 10623 Berlin

・行き方:住所の場所に緑色の建物があるので、建物真ん中らへんの入口から入って階段上がって2階の114番の教室です。サイトには「1階」と書いてありますが、ドイツで1階は日本でいう2階をさします。

・参加方法:行って打つだけ。登録不要。無料。

 

私は高校時代囲碁部だったので一通り打てますが、初心者も歓迎みたいです。「囲碁に興味あるんですけど参加していいですか」ときいたら「もちろん〜」と言って9路盤で教えてくれようとしました。会話は英語で大丈夫でした。

「ルールは知ってます。19路盤で打てます。でも10年ぶりです」と言ったら、有段者の方が19路盤で打ってくれて、途中途中石を並べ直しながら教えてくれました。英語で囲碁を習うなんて初めてで、それだけで新鮮で楽しかった!!

「日本から来ました」と言ったらなんだか好意的な様子の方が多く、日本語で話しかけてくれたり、日本でプロ棋士と撮ったツーショット見せてくれたり(趙治勲だった)、ドイツ語勉強してるんですと言ったら簡単なドイツ語で会話してくれたり、大変親切でした。実のところ緊張しすぎて手がぷるぷる震えてたんで、心底ありがたかった。

途中参加・途中退出の方もいて、たぶん全部で15人くらい来てました。その日のメンバーは白人とアジア人、男性が多く女性は2人、学生と社会人とおじいさん、常連さんと短期滞在中に立ち寄った人、といった感じ。「また明日〜」と挨拶して帰っていった人達もいて、明日も別の場所で打つんだろうなぁ。

 

 

囲碁はもともと遣唐使が日本に持ち帰ってきたとかなんとか言われていて、今も日本より中国や韓国の方が競技人口が多くて強い棋士がいるらしいです。

でも世界には日本から普及したそうで、日本語でそのまま通用する囲碁用語が多くあります。そもそもゲームの名前自体、中国語や韓国語じゃなくて日本語のGoが普及してるし。

 

海外在住で、現地の人と交流して現地の言葉でも会話してみたい、でもそんなに言葉ができないとか社交的じゃないとかそういう方に、そしてたぶん日本人っていうだけでなじみやすいしひいきしてもらえる気がするので、囲碁はオススメですよ!!