じゃがいもヨーグルト

2016年夫がドイツの会社に転職。2019年転勤のためカナダへ引っ越しました。ほぼ月一更新。

すべての地雷を踏んでそれでもビザがおりました1

ドイツに来て1ヶ月ほどたった2016年4月に語学学生ビザを取りました。

ちょっとやらかしてしまいました。

自業自得とは言え、たかが語学学生ビザの申請でこんな目にあう人もあまりいないんじゃないかと思い、後世のためここに経緯を記します。

 

その話の前に、夫はベルリンの就職先が決まる前に、日本でワーキングホリデービザを取りました。

とにかく海外で働きたい→最大の障壁は就労ビザ→30歳までにワーホリビザ取って海外経験積んでおけばよかったなぁ→31歳の誕生日まで申請できると知る→取ろう!

ということで、夫31歳誕生日の直前にあたふたと1年間のワーホリビザを取得。

 

その時点で私はもう31歳になっていてワーホリビザは申請できなかったし、夫の取ったワーホリビザには配偶者ビザはおりない。

なので、私は私で別のビザを取る必要がありました。

 

日本のパスポートがあればドイツは90日間ビザなしで滞在できます。

期間内に夫の就労ビザ&私の配偶者ビザを申請・取得できれば問題なし。

ただ、就労ビザがおりるまでに何ヶ月もかかることがあると聞きました。

夫は1年大丈夫だけど、私は3ヶ月しか待てない。

 

そこで、一番取得が簡単な語学学生ビザを取ることにしました。

 

まずはネットで情報を集めたのですが、中にはドイツに行ってからでないと揃えられない書類もありました。

つまり、ドイツに行ってからじゃないと申請できない。

たとえばアメリカだと全部日本国内で手続きをして学生ビザを取ってから入国するのに、なんだか変な感じ。

 

<日本で揃えたもの>

・パスポート(有効期限要確認)

・写真(パスポートサイズ5cm×5cm)

・健康保険の加入証書(Care Conceptの健康保険College Comfort、個人損害賠償保険Mタイプにしました)

・英文銀行残高証明書(ゆうちょ銀行で出してもらったらユーロ建ての表記がないらしく、$マーク部分を手書きで直して訂正印押されてた)

・大学・大学院の卒業証明書・成績証明書

※参考記事:ベルリン移住:出国前の準備(ドイツのビザ申請用書類)

 

<ドイツで揃えたもの>

・滞在許可申請書(在ドイツ日本国大使館 - 領事情報 : ドイツ滞在情報の「ベルリン市の外国人局ホームページ 滞在許可の申請書」をダウンロードして記入)

・住民登録証明書※1

・語学学校の入学許可書※2

※1参考記事:ベルリンで家の契約と住民登録 

※2参考記事:ドイツ語の語学学校申込み 

 

以上の書類を整えて、すべてコピーも取り(役所の人がなくすことがあると聞いたので念のため)、それから外人局のサイトで申請日時の予約をしました。

今回はラッキーなことにすぐの日程に空きがありましたが、通常3ヶ月先まで予約が埋まっていることがザラらしく、本当は渡独前に予約した方がいいそうです。

予約方法は下記のサイトを参考にしました。

serialforeigner.com

 

 

当日は夫の会社の人(ひげ面ドイツ人)に頼んでついてきてもらいました。

彼はあまりにも親切な方なので、うちでは「女神」と呼んでいます。

 

その女神の車で外人局に向かったのですが、渋滞に巻き込まれ、予約の時間に10分遅刻。

待合室の電光掲示板に私の予約番号は表示されていない。

そのときすぐに番号が呼ばれたか確認すればよかったのですが、待合室周辺には職員が見当たらず、女神が「混んでるし、きっとまだだと思うよ」と言ったのをもっともだと思い、そのあと2時間待ってしまいました。

 

2時間たったところでさすがにおかしいと気づき、女神がビザの審査室らしきところに入って若い女性審査官の方にきいてくれたのですが(たぶん本当は入っちゃいけないけど他にきけるような職員が見つからなかった)、もうあなたの番号はとっくに呼ばれたわよ、とのこと。

つまり、向こうからしたら2時間の遅刻。

 

あちゃー・・・さすがに、これはもう受け付けてもらえない。

出直すか・・・ネットではもう向こう3ヶ月の予約はいっぱいだったし、明日朝6時から並ぶしかないな・・・。

 

若い女性審査官「じゃあ、これから呼ばれる番号のリストに戻してあげるわね」

 

え、うそ。

なんか、その職員も女神だった。

 

続く。

すべての地雷を踏んでそれでもビザがおりました2