じゃがいもヨーグルト

2016年夫がドイツの会社に転職。2019年転勤のためカナダへ引っ越しました。ほぼ月一更新。

ベルリンで家の契約と住民登録

ドイツでは、3ヶ月以上滞在する場合、入国後1〜2週間以内に市役所に行って住民登録をしないといけません(都市によって違い、ベルリンは2週間以内)。
住民登録証明書がないとビザの申請、銀行口座の開設、携帯電話の契約などいろいろな手続きができません。

 

<ベルリンの住民登録に必要なもの>
①パスポート
②ドイツ語の賃貸契約書
③「Wohnungsgeberbestätigung gemäß §19 Abs. 3 Bundesmeldegesetz (BMG)」:アパートの所有者について確認する書類
④「Anmeldung bei der Meldebehörde」:住民登録の申請書
 
②③④は大家さんのサインが必要です。
②③は大家さんから契約時にもらうものです。
③は2015年11月1日から義務づけられたそうです。
④の申請書の記入方法は下記を参照しました。
 
④の用紙をどうやって手に入れたのか夫にきいたところ、「Berlin Anmeldung」でGoogle画像検索して、上記のサイトで解説されているものと同じ書式をどっかのサイトから見つけて印刷したそうです。
それで何も言われず受け付けてもらえました。
でも今更ながら、ベルリン市の住民登録に関するページの真ん中あたりにある「Formulare」の項目に住民登録の申請書式「Anmeldung bei der Meldebehörde」を見つけました。
ダウンロードしてみたら、書式が全然違う・・・もしかしたら最近新しくなったのかもしれません。
 
 
さて、ベルリンに到着した日、空港から家までは夫の会社の人(ドイツ人、英語堪能)が車で送ってくれ、そのまま家の契約にも立ち会ってくれました。
ちなみにこの方はその後おいしいレストランに連れて行ってくれて、おごってくれて、会社を案内してくれて、スーパーの買い出しまでつきあってくれました。
会社の業務ではなく、すべて個人の好意です。
その後もなにくれとなく世話を焼いてくれて、私のことまで気にかけてくれて、ひげ面の男性ですが我が家では「女神」と呼んでいます。
 
大家さんとはお借りする家で直接待ち合わせました。
中を案内していただき、物の場所や窓の開け方、洗濯機の使い方、ゴミの捨て方などを教えてもらいました。
家のルールは、
・又貸しや商業利用禁止
・違法ダウンロード禁止
・正午〜16時と20時以降は静かにすること、パーティー禁止
・毎日3回の換気
などでした。
 
 
書類がそろったのでさっそく住民登録に行こうと思いましたが、女神が「いきなり行っても追い返されるだけだよ」と言って、役所に予約の電話をしてくれました。
予約日は入国の3週間後になってしまったのですが、向こうが指定してきた日付だったので問題なかったようです。
登録できる役所の一覧はこのページの一番下にあります。どこでも手続きできるようです。
オンライン予約は見たところ全然空きがないし、電話じゃないと受け付けてなさそう。
先人達のブログを読む限りでは、予約できなくても直接行って大丈夫だった方もいますし、断られても別のオフィスに行って手続きできた方もいるようです。
 
 
登録申請当日も女神が車で家から市役所まで送ってくれて、記入した申請書をチェックしてくれて、ドイツ語しか話さない役所の人との通訳もしてくれました。ありがたやありがたや。
質問はほとんどなく、「前にドイツで住民登録したことはあるか」とだけきかれたようです。
①パスポート、②家の契約書、そして「Amtliche Meldebestätigung für die Anmeldung」(住民登録証明書)を受け取って手続き終了です。
③所有者確認書と④住民登録申請書は返却されませんでした。