じゃがいもヨーグルト

2016年夫がドイツの会社に転職。2019年転勤のためカナダへ引っ越しました。ほぼ月一更新。

ベルリン移住:出国前の準備(家探し)

ドイツに3ヶ月以上滞在する場合、ビザの申請より前に住民登録が必要です。
そして住民登録するためには、まず住む家を見つけないといけません。
ベルリンは空き家率が低く、買い手市場で家探しは大変だと聞いていました。
家が決まらないと引越し荷物も送れないので渡独前にネットで探しましたが、英語で問い合わせメールを送ってもほとんど返信すらありませんでした。

 

移住して一週間後には夫の仕事が始まる予定だったので、最初から落ち着いて生活できる拠点を見つけておきたいと思っていました。
しかし、日本から探すと部屋の内覧もできず周辺環境もわかりません。
そこで、まずは数ヶ月だけ滞在できてかつ住民登録も可能な家具付き物件を見つけ、ベルリンで実際に住んでみてから長期契約できる次の部屋を探そう、という方針を立てました。
 
ベルリンでは期間限定で借りられる物件もわりとありました。
ですが競争率は高く、問い合わせても基本スルーされ、珍しく返信がきても「もう他の人に決まってしまいました」という連絡ばかりでした。
いい物件はすぐ埋まるので、複数のサイトを並行して新着物件がないか毎日のようにチェックし、家賃上限も当初の予算から少しずつ上げて探していきました。
コレといった策もツテもなく、今の部屋を借りられたのはただタイミングと運が良かったと思っています。
 
具体的な家探しの方法については下記のサイトが参考になりました。
 
借りられた部屋はこんな感じです。
・Charlottenburg(シャルロッテンブルグ)地区
・中庭に面した1階、約45㎡
・水道電気ガス代、インターネット料金込みで月850ユーロ(約10万円)
・1LDK:リビングダイニングキッチン、寝室、トイレ洗面台シャワー(浴槽なし)
・家具付き:ダブルベッド、クローゼット、ハンガーラック、ソファ、ローテーブル、ダイニングテーブル、収納棚など
・家電付き:洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、湯沸かしポット、掃除機、テレビ、アイロン、ドライヤーなど
・生活用品付き:調理器具、食器、掃除用具、ベッドリネン、タオルなど
 
ベルリン在住の数人にきいてみたところ、エリアと広さ・設備・条件からすると家賃は妥当か少し安い印象のようです。
ベルリンの給与水準は東京より低く、その分物価も安いと聞いていましたが、家賃はここ数年上昇し続けているそうです。
人口増加に伴い住宅が不足していることが背景にあるようですが、詳しいことはわかりませんでした。
 
※あとから見つけたのですが、ベルリンで家を探すなら、これは読んでおくといいと思いました。